戸建ての家を持つと庭やプランターに
一度は猫のうんちやおしっこをされたことがある人は多いと思います。
また、庭やプランター以外にも自転車のカバーやバイクのカバーの上でも猫はおしっこをします。
実際に猫を飼われている人は、猫の習性についてご存じなので、猫にうんちやおしっこをされないように対策を取ることができます。
しかし、猫を飼っていない、猫と関わるような仕事をしていない人のほうが多いと思います。猫についてよくわからない、特にうんちやおしっこをされないようにどのように対策をしたらいいのかわからない人のために我が家で実施している対策をご紹介します。
猫の習性は?
外で生活している猫はそれぞれ縄張りをもって生活しております。
自分の縄張りを散歩して、自分のエサを確保する場所、のんびり過ごす場所、仲間と遊ぶ場所、うんちやおしっこをする場所と毎日いろいろなところに移動して過ごします。
その自分の縄張りを示すために自分の匂いを擦り付けたりします。
ただ、うんちとおしっこは縄張りを示すために行うわけではありません。ほかの動物だと縄張りを示すためにうんちやおしっこを使って自分のいる場所を示しますが、猫の場合は逆に生理現象で出たうんちやおしっこを隠す習性があります。
また、猫はうんちやおしっこに関しては特定の気に入った場所を見つけると同じ場所に繰り返し行う習性があります。
その為、昨日やられたー。と放置していると次の日もやられる可能性が高いです。
猫はなぜうんちやおしっこを隠すのか?
一般的に下記の理由とされております。
- 外敵から身を隠すため
- 他の猫から目をつけられないようにするため
- きれい好きなため
①野生の習性として、外敵から身を守るため自分のにおいがついた排泄物を土に埋めて隠す習性があります。家猫でも猫砂をまきちらしたり、ペットシーツでも前足で砂をかける動作をします。
②縄張りを示すためにマーキングなども行っておりますが、外で生活する猫は上下関係があるらしく、ほかの猫に攻撃されないようにしているともいわれております。
③きれい好きな猫は自分の縄張りに単純に汚く臭いものを置いておくことを嫌います。そのため、土の中に隠しているといわれております。
猫がうんちをする時間は?
それに関して、特に決まった時間はありません。
早朝か深夜と一般的に言われていますが、それぞれの性格や習慣で変わります。
早朝や深夜と言われているのは外で生活する猫にとって、うんちやおしっこをするときは無防備になる瞬間なのでできる限り外敵が少ない時間帯を選んでするからです。
昼間は人通りが激しいため、猫にとっては落ち着かない時間帯になります。
猫がうんちやおしっこを好む場所は?
柔らかい土、もしくは砂です。
理由は上にも書いておりますが、猫はうんちやおしっこをした後に、うんちやおしっこに土をかけて隠す習性があります。硬い土や大きな砂利だとうんちをうまく隠すことができないのであまりしたがりません。
また、草が生えていて邪魔な場所もしくは土が見えていない場所も同じようにあまりしたがりません。
猫よけ対策6つ方法 実績と感想
①使用済みのコーヒー豆をまく
コーヒーのにおいは猫の嫌うにおいです。また、コーヒー豆をまくことは猫や子ども、のちのちの家庭菜園にも害を与えることなく、安全に対策を取ることができることとお金をかけずに対応できます。
ただ、効果がないことが多いです。
②土を踏み固める
土をかけてうんちを隠すことが目的なのでカチカチの土に踏み固めることでうんちをされる確率を下げることができます。踏み固める+水をかけるとなお土が硬くなりますので効果は上がります。
また、こちらもコーヒーと同様に猫や子どもに害を与えることなく、安全に対策を取ることができることとお金をかけずに対応できます。
ただ、土を硬くするのでのちのちの家庭菜園には、土を柔らかくするという手間が発生します。
①のコーヒーより効果があります。
③砂利をひく
土をかけてうんちを隠すことが目的なので大きな石(砂利)を並べることでうんちをされる確率を下げることができます。大きな砂利だとうまくうんちにかけることができません。小さい砂利だと逆効果になります。
また、猫や子どもに少しケガをさせてしまう可能性があるのと、砂利を買う費用がかかります。
少しでもケガをするリスクを下げるために、石は鋭利なものではなく普通の石(丸い石)にしましょう。
②の土を踏み固めるより効果があります。
④除草シートを張る
土を猫から隠すことで、うんちをされないようにします。
猫や子どもには無害ですが、除草シートを買わないといけないので費用がかかります。
今までの3つよりも高いです。
除草シートですが、100均で売ってます。
⑤木の枝の林を作る(猫除けの剣山)
猫除け用に販売されている専用の商品です。小さいものだと100均でも売っています。
下記のようなものです。
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これを疑似的に再現するために、木の枝を拾ってきて土に刺します。土がやわらかいと倒れてしますので土を固めて枝をいくつも並べます。
猫や子どもには危険なものです。また、枝で再現した場合費用はかかりませんが、猫の力で簡単に倒れてしまうこともあります。その場合は意味がありませんので臨機応変に専用シートの購入を検討してください。
また、サイズは小さくなりますがこちらも100均で購入可能です。
⑥猫除けの専用道具で対策する
猫除け用に販売されている専用の商品です。
当然、費用がかかります。大きな種類でわけると下記のようになります。
・猫の嫌なにおいを出すもの
・猫に水をかけるもの
・猫の超音波を発するもの
まとめ
費用をかけないで、できる対策から行うのがいいと思います。
猫の被害に対するお金は家庭にとって不要な出費です。費用対効果を考えて対策を行ってください。
また、うんちやおしっこをされなくなるとしばらく来なかったり、その時の気分で散歩コースを変えてたまたました場合もあります。
我が家は結局、「④除草シートを張る」で落ち着きました。
また子どもと家庭菜園したくなったら除草シートを外すか、穴をあけて始めようと思います。
ご近所付き合いには注意しましょう
猫のうんちとおしっこで悩んでいるのは理解できますが、猫を退治するようなことをするとご近所トラブルになることがあります。
地域猫という言葉はご存じですか?
地域猫とは地域のみなさんで避妊したり、ご飯をあげたり育てている猫のことです。
その地域猫がうんちやおしっこ対策をして、怪我をするようなことがご近所さんからなにを言われるか、なにをされるかわかりません。
このご時世ですので、安全に対策を実施してください。
みづきちゃんのパパ