時刻同期(NTP)とは
時刻同期とは、パソコンの時刻がずれないように特定のサーバやネットワーク機器の時刻を取得し、パソコン自身の時刻を変更・調整する機能です。
デフォルトは「time.windows.com」が設定されており、インターネットに接続可能なパソコンは設定変更する必要はありません。
今回、標準の「time.windows.com」に接続できないパソコンの時刻同期の設定変更方法を記載します。
Windows10の時刻同期(NTP)の設定変更方法 コマンドプロンプト編
[スタート]-[Windowsシステムツール]-[コマンドプロンプト]を右クリックし、[その他]-[管理者として実行]を選択します。
下記コマンドを実行します。
w32tm /config /update /manualpeerlist:"NTPサーバ名もしくはIPアドレス,0x9" /syncfromflags:manual
※すべて/の前は半角スペースをあけます。
※/manualpeerlist:"NTPサーバ名もしくはIPアドレス,0x9"と、NTPサーバを指定します。0x9で設定いただいて問題ありません。
<説明>
- 0x8 RFC1305に準拠した同期を行う
- 0x9 一定の間隔で同期を行う
Windows10の時刻同期(NTP)の同期間隔設定変更
下記コマンドを実行します。
Reg Add HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetServicesW32TimeTimeProvidersNtpClient /v SpecialPollInterval /t REG_DWORD /d 43200 /f
/d 秒数
を変更して使用してください。43200は12時間です。(60秒×60分×12時間)
Windows10の時刻同期(NTP)の設定の確認
下記コマンドを実行します。
時刻同期実行
w32tm /resync
時刻同期の設定確認
w32tm /query /status
みづきちゃんのパパ